原作 W.シェイクスピア『テンペスト』 作 ソン・ギウン 演出 多田淳之介 |
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舞台美術 島次郎 照明 岩城保
下記ツアーも予定されてます.
出演 チョン・ドンファン チョン・スジ パク・サンジョン 佐山和泉 小田豊 永井秀樹 山崎皓司 大石将弘 夏目慎也 ペク・ジョンスン マ・ドゥヨン チョ・アラ 伊東歌織 |
芸術監督のレパートリー創造の第4弾は、
日韓現代演劇のコラボレーション
チェーホフの『かもめ』に日韓の近代史を大胆に重ね合わせた劇作品『カルメギ』(*)で、両国の演劇界の話題をさらった劇作家ソン・ギウンと演出家の多田淳之介――。その二人が、シェイクスピアの名作『テンペスト(あらし)』を、波乱に満ちたアジアの近代化の幕開けを描く悲喜劇へと生まれ変わらせます。
時は20世紀初頭。国を追われた朝鮮の老王族イ・スンは、南シナ海に浮かぶ小島で王国の再建を夢見ながら暮らしている。ある日、自分を追いやった勢力の一人、甥のイ・ミョンと日本の政治家や軍人の一行が船で近くを通りかかると知ると、島に棲む空気の精に命じて颱風を巻き起し、一行を島へとおびき寄せる。自らの秘術で創りだす幻影の劇で彼らを懲らしめるうちに、事態は思わぬ方向に進みだし、やがて彼は歴史の表舞台から退場する日が自らに迫っていることを知る…。
キラリふじみで、古典や近現代の戯曲を「社会の鏡=演劇のレパートリー」として甦らせ、日本の現代演劇に新たな地平を切り拓いてきた多田淳之介が、日韓二ヵ国の言語と文化と歴史を綯い交ぜにしながら、アジアで共に生きる〈私たちの今〉を演劇化します。
* 2013年、ドゥサンアートセンターがプロデュース、東京デスロックと第12言語演劇スタジオの共同制作で上演。2014年に日本でも上演。第50回東亜演劇大賞(韓国)演出賞、作品賞等受賞。
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ツアー
<韓国公演>
安山(アンサン)アートセンター 10月16日(金)~17日(土)
南山(ナムサン)アートセンター 10月24日(土)~11月8日(日)
<東京公演>
東京公演 11月26日(木)~29日(日)
公演スケジュールは変更になる場合があります.
詳細は決定次第、お知らせいたします.
共同制作 安山アートセンター、南山アートセンター
共催 独立行政法人国際交流基金
平成27年度文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業